さよならkeiichikun記念 けいいちくえすと
二人は村を後にすると、そのまま旅に出る。山は思ったより急な坂が多く、たけしの野菜の食い散らかした後もあり、地球の環境にとってよくなかったが、なんとか無事山を下りることに成功した。すると、ふもとには小さいが町があった。まさひろという町だった。まさひろという名前は「宿命と戦う男」という意味があるらしく、町人にとってはただ生き苦しいものでしかなかった。町はそれなりに活気があり、食品店も豊富にあった。けいいちは弁当屋で鮭弁を買い、たまーいはしょうが焼き弁当を買った。けいいちも肉が食べたかったのでたまーいの焼き肉を一枚もらって食べた。今日は天気もよく、すごしやすかったので近くのベンチでけいいち達は弁当を食べていた。
けいいち「おいしいね。」
たまーい「おいしいね。」
二人が笑っていたその時、けいいち達が弁当を買った店で文句をつけている豚がいた。みつおという生き物だった。
みつお「なんで俺の弁当はご飯が半分しか入ってないんだ？」
みつおは自分のご飯が半分しか入ってない事に文句を毎日つけてきている。そのくせお金を持っておらず、ただめしを食うじーこという一味の下っ端だ。見かねたけいいちはぶっとばしてやろうと思い、未契約のままキャンプに入った。けいいちが声をかけようとしたとき、一人の渋い男がみつおをけっ飛ばした。
みつお「なにしやがる！お・・おまえは！」
おーえん「また来やがったか。何度言っても分からないお前はけつだ。」
するとおーえんはみつおを殴り飛ばした。近くにいた、みつおの仲間、あごがおーえんに殴りかかろうとしたが、けいいちが自慢のシュートをかました。あごは代表の選考をはずはれた。
みつお「ちくしょう。覚えてろよ、怖いよー。」
みつおは捨てぜりふをはいて逃げていったので、たまーいとけいいちはみつおをめがけ、石を投げた。
おーえん「ありがとう。君たちは旅をしているのかい？僕はおーえんだ。」
けいいち「中々やるな。俺はけいいち。勇者だ」
たまーい「俺はたまーい。カミソリシュートも投げれるんだ。」
おーえんは、けいいちたちを信用したのかジュースを買ってきてくれた。そして、近くの休憩所で自分の事を話してくれた。おーえんも元は旅をしていたが、この町にたどり着いたときみつお達が悪さをしているので町の用心棒を買って出ているのだという。そして、武道家として旅をしていた事、そして僧侶の勉強をしている事も話してくれた。
けいいち「するとパラディンだね。」<
けいいち達はおーえんの強さ、そしてユーティリティぶりを評価し、仲間になってくれるように頼んだ。しかし、
おーえん「申し出はうれしいが俺がいなくなると町が大変な事になる。だから、旅に行くわけにはいかないんだ。」
けいいち「そんな事言うなよ。俺たちは仲間も探しながらやっているんだ。君の力が必要なんだ。」
たまーい「そうなんだよ。俺も賢者の勉強をしている。ちょうどいいじゃないか。」
おーえん「うーん。・・・・・すまない。分かってくれ。」
けいいち達は、おーえんの気持ちを尊重し、一端あきらめる事にした。そして、今日はおーえんの家に泊めてもらう事にした。ご飯を頂くと明日に備え、早く休む事にした。
けいいちはトイレに行きたくなり、起きて外に出た。するとおーえんが夜も眠らず、門番をしていた。
けいいち「おーえん。大変じゃないか、もう休むんだ。」
おーえん「いや、今夜にやつらは軍団でくる。」
おーえんは今日偶然みつお達が町に奇襲を仕掛けてくるのを聞いたという。じーこも町を支配したいと考えていたらしのだが、今夜決行するとの事だ。
けいいち「そうか。なら好都合だ。俺もいるしな。」
おーえん「そうか。だが、これは俺の戦いだ。遠慮は無用だ。」
その時、じーこたちがやってきた！！。仲間は１０人ぐらいだった。おーえんは一人では難しい人数だったが、けいいちもいれば何でもない人数だった。
みつお「すぱん。弁当よこしやがれ！」
みつおは叫んでいた。先頭切っていたがなぜか弱腰だった。その時、町の人々が大勢でじーこ達にかかっていった。
おーえん「みんな。どうしたんだ！あぶないぞ。」
せきね「いままでありがとう。しかし、俺たちも立ち上がらなきゃだめなんだ。」
あぶらかわ「そうだ。今こそたちあがるんだ！」
じーこたちはあぶらかわに嫌悪感を抱き、山に帰っていった。あぶらかわはそのままじーこ達を追いかけそのまま行方不明になった。
翌朝、おーえんは町の人達に立ち上がった姿に感銘を受け、別れを告げた。
おーえん「俺も二人と一緒に行くよ。世界を救うためにもっと強くなるんだ。」
けいいち「そうか。改めてよろしく。心強い仲間がまた増えたぜ。」
たまーい「よろしく頼むぜ。俺たちはじゃぱんを形成して頑張るんだ。」
三人はまた新たな旅立ちの時。そして、おーえんたちはお弁当を買って腹ごしらえをしてから旅に出た。こうして新たな仲間とともに世界の平和のために動き出した。
おーえん・たまーい・けいいち「どっちもだ！どっちもだ！」
続く
