さよならkeiichikun記念   けいいちくえすと


準決勝のに進出したかるぱっちょとけいいち。彼ら以外の戦いは非常に熱い戦いとなった。 準決勝変則マッチ第二試合はがりが持ち前のスピードとぶっきーを生かし勝ち上がった。そして準決勝最後の試合、おーえん対たまーいの試合はまれに見る大接戦となった。序盤おえーんは得意の空中殺法を繰り出すし、たまーいは防戦一方。しかし、中盤以降からたまーいが盛り返し軽トラックで中盤を支配した。おーえんはすかさずレンタカーで対抗するもマニュアルのアドバンテージが徐々に効果を発揮し、戦況は互角となった。両者疲れが見える中、最後の力を発揮し、互いの拳に力をかけ攻撃に転じたが、相打ちとなりダブルノックダウン。そのまま、試合は終了した。結果、かるぱっちょは決勝進出となり、準決勝はけいいち対がりべんの一試合だけとなった。60ヤードマグナムをかけた準決勝は両者とも戦う力が残ってないと判断されたためである。そのころけいいちは食堂で腹ごしらえをしていた。けいいちは大会のただならぬ気配を感じながらも真剣にご飯を食べるしかない事を察知していた。すると、がりべんがやってきた。
けいいち「がり、お前も食べた方がいい。試合中はご飯を食べる余裕がないんだからな。」
がりべん「お前は食いすぎだ。何回飯を食えば気が済むんだ。」

お互い和食対洋食の気配もあったため、準決勝は見物であることは間違いなかった。
がりべん「決勝はあいつだぞ。しかもほとんどダメージが見当たらない。こいつはやっかいだな。」
けいいち「なーに、ちょうど良いハンデだ。俺には何とも思ってない。」
がりべん「お前は準決勝の事を忘れてはいないか?相手は俺だぞ、このやろう」

けいいちははっとしたが、もう遅かった。もう決勝に勝ち上がっていた気分になっていたからだ。しかし、そんな事を考えても仕方がないと思い、ご飯を食べるのをやめ準決勝の舞台へと上がっていった。がりもまた緊張していたため、ご飯は食べられなかったが蹴れーライスだけは念のため食べておこうと思い、大盛りを急いで頼んでいた。  二人は時間になると舞台に進んでいった。かるぱっちょも動向が気なっていたため、試合を見に来ていた。事実、この試合は互いに実力を隠す余裕もなく、機関車トーマスとなると見ていたためである。ゴードンは中でも何だかうさんくさいと思っていたため、夜中に起きてもさっさと二度寝してしまうのはそのためであった。
司会者「それでは準決勝はじめー!!こまつー」
ごお〜んとなる音と共に、両者は互いに攻勢に出た。けいいちはライン際を見事なまでのスピードで駆け上がると、がりべんもフェイントをいれながら追いかけてきた。
「速い!!なんてスピードだ!こりゃ見えねーぞ」
観客は一瞬にしてどよめいた。それほど、けいいち達のスピードは速いのだ。しかし、その叫んだ一人は駒場だった。駒場は眼鏡を忘れてきたため、全く状況が見えなかったので他の観客と同じ事を叫んだのである。このカッパ野郎。
けいいち「飯を食ってない割にはいい動きじゃねーか。なかなかやるじゃねーか。」
がりべん「褒めてもらうのは嬉しいが、もっとスピードを上げるぜ。」

がりはそういうとさらにスピードを上げた。
けいいち「何!!臭え!!」
それは小松が屁をこいたからである。とても臭く、けいいちの目にしみるぐらいの臭さであった。けいいちは小松に思いっきり石を投げつけた。
がりべん「もらったあ!!」
がりはけいいちに思いっきり回し蹴りを喰らわせた。けいいちは勢いよく後方へと吹っ飛ばされた。がりはスピードをプラスしたためその威力は軽くきよし三人ぐらいはぶっ殺せる威力はあった。
がるぱっちょ(あのがりってやつの蹴りは注意した方がいいな。しかし、けいいちは屁に気を取られていたという事は、かなり臭かったのだろうか・・・。)
たまーい「あーっはっはっはっは!!臭え!」
体力が回復したためたまーいとおーえんは試合を見に来ていたが、あまりの臭さにまた中へ帰って行った。
けいいち「中々やるじゃねーか。そんなにいいキックを持っていたとはな。どうりで、意表をつくキラーパスが出せるわけだ。」
がりべん「まだ序の口だ。そういや、お前とは決着を付けていなかったな。俺はお前に負けてるなんて思っていない。その事をここで皆に証明してやる。」
けいいち「おならに勝ったぐらいでいい気になるなよ。俺のスピードも見せてやるぜ。」

けいいちはそういうと憤り始めた。あらためてがりの凄さに気付いたと同時に、自分の本気をためせるこの戦いにわくわくしていたからだ。がりもまた同じ心境だった。
がりべん(たぶんけいいちはぶれいくをどこかで出してくるはずだ。何とかそれだけはさけたい。それにしてもあの憤りは何だかうるさい感じがする。)
けいいち(たぶんマグナムぶれいくを読んでくるだろう。アトミックボンバーでダメージを与えたいが、がりに通用するのか・・・・。)
野崎(今日の酒は焼酎にするか・・・・・。しかし、小松がいるとなるとそういうわけにはいかない。あいつは自慢ばっかりするからうるさい。)

一人余計なものが混じっていたが、緊迫した緊張感は会場を包んでいた。次の瞬間けいいちはがりべんに襲い掛かった。けいいちは見事なラッシュを仕掛けたが、がりもかわしていく。けいいちのキックは次第に空を切り始めた。けいいちの攻撃がかわされ始めたのだそこを見逃さなかったがりは打撃を食らわそうとしたが、
けいいち「もらった。牛肉偽装事件BSE!」
と叫び、ブレイクを放ったが、がりはこれを読んでさらにドリブルフェイントで交わした。 けいいちは一端距離をとった。
けいいち(何て野郎だ・・・・。ブレイクに絞ってやがったんか。中々やるじゃねーか。)
けいいち「面白くなってきたぜ!!こうでなくっちゃよ!」
がりべん「まだまだ行くぜ!決着を付けてやる!!」

がりとけいいちの戦いはまだ始まったばかりだ。しかし、会場は異常な緊迫感に見舞われ戦いから目を離すことはできなくなっていた。
けいいち「ジャイアンツ頑張れ!」



続く


100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!